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気密C値は0.5㎝/m2以下にする

高気密高断熱と謳われるれと、気密にすると空気が足りない・・なんて
思うかたもいるかもしれないがが、換気をするために、壁や天井室内の気密をあげるだけで
密閉して呼吸がどうのという・・話ではございません。

よく隙間風が入ると冬に寒い・・という。暖房や冷房に必要な気密の性能です。

この数値は小さい方が性能がよい数値です。
何もしなくても10年前の住宅でアルミサッシをお使いなら2㎝㎡/m2ぐらいであり
外壁をボード使いの家なら1㎝㎡/m2程度にはなります。

この辺は体感値ではないので、どの辺がいいというのはむずかしいのですが

地震がおき、家にいて揺れることより、ビニールハウスを仮設住宅代わりに住んでも
気密が高いビニールハウスでは石油ストーブひとつでも結構真冬でも暖かいそうです。
また、古い木造住宅で木製建具の隙間があるところなどその隙間をビニールテープで
ふさぐと確然と寒くなくなるので、この編は機会があれば試すと、気密性能が良い方が
暖房には有利だと体感できます。

北海道や東北など冬が氷点下に下がるところは、壁、天井など気密がきいていないと
室内の湿気がそとに漏れると、結露を起こすので、あちこちビシャビシャで住めなくなります。
ただ暖かい静岡などは、外気の温度が高いでので、それほど気にもなりませんが

暖房や冷房を電気代をいかにやすく利用するかという省エネとして考える昨今は
気密性能を上げた方が暖房や冷房の性能はぐーんとあがります。

東北地方や寒い地方は室内側の壁や天井にビニールを貼って、気密性能を上げるのが
通常ですが、暖かい地域では、外壁の中で結露がないことを、気象データーをもとに計算で
はかれるので
外壁のボードを柱や梁に釘うちをして、しっかりと施工すると
室内にビニールをはらずとも、気密のあたいは0.5㎝/m2以下にするのは
問題がないようです。

簡単な試験で建設の途中でこの気密をはかることができます。
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by sizuoka_kinoie | 2015-12-11 11:30
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